2012 夏季美術講習会

主催 中信美術会 松本市美術館

2013年夏季美術講習会ご案内

期 日  平成24年7月25日(水)~29日(日) 5日間
会 場  松本市美術館講座室・市民アトリエ

最終日作品講評会

中山邦彦講師

 4年の任期も無事終わりホッとしています。丸林さんの指導に具体性があり、アドヴァイスが表現者のレベルに合わせてあったことも、質を高めた要因の一つであると思います。それが今回の夏季講習の一番の印象です。
 また高校生も頑張りました。昼、夜通しての講習は大変でした。何とか土、日をはさんで、
3日間ぐらい、1ポーズに出来ればと思います。これから考えていくことではないでしょうか。

2011

中信美術会夏期美術講習会

     全体の大きな感想を的確に指摘された中山講師   一点一点丁寧に講評された丸林講師
                                         
                          絶妙のコンビネーションでした


昼の講座は立ちポーズ、夜は座りポーズでした。
       20分の講座中は静寂の中にシャ!シャ!と木炭がはしる音
                           休憩時間になると和やかな会場風景

 今年の夏季講習も好評のうちに終わりました。猛暑続きの中、折から開催中の「草間弥生展」でにぎわう松本市美術館は熱気が漂っていました。その中で昼、夜合わせて50人ほどの受講者が真剣なまなざしでクロッキー、デッサンに取り組みました。
 彫刻が専門の中山講師と絵画が専門の丸林講師がそれぞれの専門分野から全体を見、きめ細かく指導して下さいました。またモデルの木村友美さんは「しっかりとした肉付きの良い体格で、しかも締まるところはきちんとしまったモデルさん」…中山評、で特にクロッキーではかなり無理なポーズも気持ち良く作って下さった素晴らしいモデルさんでした。
 最後のあいさつで「皆さんこれからも頑張って下さい。壁にぶつかることもありますが、越えられない壁はないのですから…」と言われたのがとても印象的でした。講習の後
3人にご感想を伺いました。

丸林俊二講師

モデル 木村さん

(裸婦デッサン講習会)

主催 中信美術会 松本市美術館

先ず内田先生が、モデルを見る姿勢が良くなってきたことが収穫である、
と感想を述べられた。これはもちろん描くものの体型姿勢を言っている
のではない。 
そして今回のモデルさんが若く、美しい女性の体を持ったモデルさんで
あったと内田・中山両先生が称賛しておられた。 そして内田先生は、
木炭の使い方の大事さを微に入り細にいり、実例を示しながら丁寧に
講評をなされた。 そのあと個々の出来あがったデッサンの評に入られ
た。



 

     那須委員長もホッと安堵                          ありがとうございました!

盛況の2011夏期美術講習会

閉講式のあとでの歓談の中で

モデルの山口さん

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昼の講座の作品群

2011年度夏期美術講習会

閉講式は事務長の挨拶、そして講師の先生の講評がありました。

続いて中山先生が、熱心な人ガ多く、確実に進歩している。 しかし目指すところに終着はないと。 
それから裸婦を描く人も人体というもを見る眼を育てることが必要ではないかと講評された。 ご自身の時間の都合で切り上げられたが、期間中制作された作品を示しながらモデルを一か所で見るだけでなく、遠慮せず近くに寄って見ること、そしてモデルの姿勢を自分でもしてみることにより、筋肉の動きなどしっかりしたとらえ方が出来ると話された。中山先生の講評は、彫刻をなさる人の見かたとして大変新鮮に映りました。

続いて那須委員長が閉講挨拶をして、

今回の講習会には55名、延べ250名のご参加をいただき有難うございました。 真剣な制作姿勢に圧倒されました。 長時間にわたり講師の先生方にもお礼申し上げます。 そしてモデルの「山口さん」有難うございました。 素敵なモデルさんでした!

と、いうことで本年度夏期美術講習会閉講式は終了致しました。

「松本は3回ほど来たことがある。仕事ではなくてあそびでね! 
ここの講習生はおとなしかった・・・かな、最後までまじめな生徒
さんでした。
大学なんかだと一月ぐらいの仕事の時もあるのですが、講習会
での5日間は長いですね。 良い制作が出来るかな!」

「雰囲気的には、よい講習会だと思った。 毎回楽しみにしている、
という人がいるかわりに、気がついたことなのだが、講習生に新た
な人達が案外少ない様なきがする。
これからの課題なのかな・・・?」

那須委員長

 本当に一つの作品を5日間かけて頑張ったので、完成度の高いすばらしい作品が多かったです。モデルさんも頑張ってくれて、クロッキーなども良いポーズ(疲れるポーズ)が多く、制作意欲がわきました。高校生の参加もあり、講習の最初と最後には力の伸びが出て、力が付いたことが何より良かったと思います。特にクロッキーが顕著に伸び、最初描けなかった高校生が後半良く描けるようになり、これにはびっくりしました。

 モデルさんの性格が良く、礼儀も正しく、明るくって気持ち良くできました。こんなに性格の良い人は珍しく、本当のプロフェッショナルだと感じました。

受講生の皆さんとても集中して、ぴんと張り詰めた良い雰囲気の中でモデルを務められて良かったと思います。5日間務められたのも皆さんのおかげです。

(松本の印象は?)

食べ物もおいしいし、水もおいしい、街並みもきれいで住みたいと思いました。今回こちらに来られて幸運だと思いますし、幸せに思います。機会があればぜひまた来たいと思いました。ありがとうございました。

講 師  内田 充(中信美術会委員)  中山邦彦(中信美術会委員)

期 日  平成23年7月27日(水)~31日(日) 5日間
会 場  松本市美術館講座室

本年度の中信美術会・松本市美術館主催の夏期美術講習会が7月27日から7月31日まで松本市美術館講座室で行われた。
本年度の受講生は例年の高校生の参加が少なかったが、一般受講者をはじめとして昼夜部で50名を越える参加があった。 執行部、講師の先生のお力添えで、本年も60有余年の伝統ある夏期講習会も無事閉講式を終了した。
 

内田先生

「中信美術会と美術館との主催事業なのだからもう少し美術館の
顔も見えたほうがよいのか、これからの課題だ。
本来この講習会は会員のためのもの、来年はもっと多くの会員に
参加して欲しい。
5日間でこれだけの文化的催事はそうあるものでない、大事にして
ゆきたい。」

講 師  中山邦彦(中信美術会委員)  丸林俊二(中信美術会委員)